<強気材料>
☆日・米経済指標好転
(New:19日,4月の米景気先行指標総合指数は前月比0.1%上昇と、2カ月連続でプラス)
(16日,1-3月日本GDP、予想を上回る発表(年間換算+3.3%))
(15日,MSによる買収実現への期待感再浮上からヤフー株が上昇)
(12日,アナリストが目標株価を引き上げたウォルマート・ストアーズが業績好調の小売が買われた)
(12日,英銀最大手HSBCは、1―3月期の利益が前年同期を上回ったと発表)
(2日,4月米雇用統計は前月比2万人減少し、減少幅が市場予想より小く、失業率も低下)
(30日,1―3月期の日本のGDP速報値が前期比年率0.6%増となり、マイナス成長を回避)
☆20日の外国証券寄付前成行注文:1740万株の買い越し
☆高値更新銘柄数>安値更新銘柄数(19日,個別銘柄"買い"有利)
・金融保証会社が資本を調達し、格下げを回避する可能性
・外人投資家の需給面改善期待
(政府系ドバイ・ファンド、中国ファンドや個人投資家の日本市場への投資報道)
<中立材料>
・原油・金先物相場
・割安感後退(15日,日経平均PER17.1)
・円安ぎみに推移(16日,104円台中盤)
<弱気材料>
★日・米経済指標悪化
(16日,5月の米消費者態度指数は59.5と、市場予想を下回る)
(15日,米鉱工業生産指数が前月比0.7%低下,ニューヨーク連銀景気指数はマイナス3.2と4月のプラス0.6からマイナスに転じるなど予想を下回る)
(8日,SECが投資銀行に対し情報開示の拡大を促すと伝わり、損失拡大の思惑から米金融株が軟調)
★日経225採用企業今期増益率低下傾向(半年前6.8%=>5/19日現在-3.3%)
★信用収縮拡大懸念関連報道
(9日,シティが非採算部門を中心に4000億ドル超の資産を売却する計画との報道)
(9日,保険最大手AIGが1―3月期決算は信用リスクを取引するCDS関連の評価損などが膨らみ78億500万ドルの巨額の赤字を計上し、併せて125億ドルの増資に踏み切ることを発表)
(7日,全米不動産協会が発表した3月の仮契約住宅販売指数が前月から低下し、2月分が下方修正)
(6日,ファニーメイが1―3月期決算と併せて減配や資本増強策を発表したほか、住宅大手DRホートンも赤字決算を発表。住宅市場の先行き不透明感が再認識された)
(金融機関のバランスシートが傷んでいるときはいくら金利を下げても信用収縮はとまらないと言うことは日本の過去が実証済みとの観測)
(欧米:サブプライムローン問題がクレジットカード、自動車ローンに波及、与信枠縮小傾向)
・金融保証会社が格下げされるリスク
(MBIA、アムバックの格付け見通しは引き続き格下げ方向での見直し対象となっている)
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