<強気材料>
☆日・米経済指標好転
(New:12日,アナリストが目標株価を引き上げたウォルマート・ストアーズが業績好調の小売が買われた)
(New:12日,英銀最大手HSBCは、1―3月期の利益が前年同期を上回ったと発表)
(8日,4月の小売り各社の既存店売上高は市場予想を上回る例が目立ち、週間の新規失業保険申請件数も前週比18000件減と市場予想を下回った)
(5日,4月のISM非製造業景況感指数が、52と好不況の分岐点50を上回り、市場予想も上回った)
(2日,4月米雇用統計は前月比2万人減少し、減少幅が市場予想より小く、失業率も低下)
(30日,1―3月期のGDP速報値が前期比年率0.6%増となり、マイナス成長を回避)
☆割安感(12日,日経平均PER16.4)
☆13日の外国証券寄付前成行注文:210万株の買い越し
・金融保証会社が資本を調達し、格下げを回避する可能性
・外人投資家の需給面改善期待
(政府系ドバイ・ファンド、中国ファンドや個人投資家の日本市場への投資報道)
・10-12月日本GDP、予想を上回る発表(年間換算+3.5%)
<中立材料>
・金先物相場
<弱気材料>
★日・米経済指標悪化
(8日,SECが投資銀行に対し情報開示の拡大を促すと伝わり、損失拡大の思惑から金融株が軟調)
(5日,マイクロソフトのヤフー買収断念からヤフーは15%急落)
★今期企業増益率低下傾向(10-12月期発表前6.8%=>5/12日現在-5.0%)
★原油高騰、12日126ドル
★高値更新銘柄数<安値更新銘柄数(12日,個別銘柄"売り"有利)
★円高ぎみに推移(13日,103円台中盤)
★信用収縮拡大懸念関連報道
(9日,シティが非採算部門を中心に4000億ドル超の資産を売却する計画との報道)
(9日,保険最大手AIGが1―3月期決算は信用リスクを取引するCDS関連の評価損などが膨らみ78億500万ドルの巨額の赤字を計上し、併せて125億ドルの増資に踏み切ることを発表)
(7日,全米不動産協会が発表した3月の仮契約住宅販売指数が前月から低下し、2月分が下方修正)
(6日,ファニーメイが1―3月期決算と併せて減配や資本増強策を発表したほか、住宅大手DRホートンも赤字決算を発表。住宅市場の先行き不透明感が再認識された)
(23日,モノライン大手アムバックが発表した1―3月期決算は、多額の評価損計上などで大幅赤字に転落)
(金融機関のバランスシートが傷んでいるときはいくら金利を下げても信用収縮はとまらないと言うことは日本の過去が実証済みとの観測)
(欧米:サブプライムローン問題がクレジットカード、自動車ローンに波及、与信枠縮小傾向)
・金融保証会社が格下げされるリスク
(MBIA、アムバックの格付け見通しは引き続き格下げ方向での見直し対象となっている)
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