<強気材料>
☆信用収縮回避関連報道期待
(New:13日,S&Pが、大手金融機関の評価損計上はまだ続きそうだが、折り返し地点を過ぎたとの見方を示した)
(11日,FRBが取引開始前に、海外中央銀行に対するドル資金の融通枠拡大とRMBSを担保に米国債を貸し出す金融機関向けの新たな資金繰り支援策を発表)
☆日・米経済指標好転
(5日,2月の米ISM非製造業景況感指数は49.3と市場予想の46.5を大きく上回る)
☆金融保証会社が資本を調達し、格下げを回避する可能性
(27日,ムーディズがMBIAの格付けを当面維持すると発表)
(26日,S&PがMBIAとアムバックの格付けを当面維持すると発表)
☆FRBの金利下げ余地
(27日,バーナンキFRB議長が議会証言で米景気下振れへの警戒感を示し、利下げ継続を強く示唆)
☆割安感(日経平均PER13.9(13日現在))
・外人投資家の需給面改善期待
(政府系ドバイ・ファンド、中国ファンドや個人投資家の日本市場への投資報道)
・GDP予想を上回る発表(年間換算+3.7%)
<中立材料>
・10日,1月の機械受注統計は、前月比19.6%増と市場予想平均(3.1%増)を大きく上回わるも反応せず
<弱気材料>
★日・米経済指標悪化
(New:13日,2月の小売売上高が市場予想を大きく下回る)
(New:13日,ドル安の加速、金相場一時1000ドル台に乗せるなど、インフレ警戒感)
(7日,米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比6万3000人減と大幅な減少)
★信用収縮拡大懸念関連報道
(New:13日,米投資ファンド、カーライル・キャピタルが「取引先が保有資産の回収に入る」と発表。金融機関の評価損拡大懸念)
(10日,米格付け会社ムーディーズが発行する住宅ローン関連証券を格下げしたことや流動性懸念のうわさも出て、金融株が下落)
(28日バーナンキFRB議長が質疑応答で、小規模な金融機関の破綻の可能性を肯定)
(欧米:サブプライムローン問題がクレジットカード、自動車ローンに波及、与信枠縮小傾向)
★円高(14日,100円台後半)
★高値更新銘柄数<安値更新銘柄数(13日大幅増加)
★14日の外国証券寄付前成行注文:1250万株の売り越し
・金融保証会社が格下げされるリスク
(MBIA、アムバックの格付け見通しは引き続き格下げ方向での見直し対象となっている)
・今期企業増益率低下傾向(10-12月期発表前6.8%=>発表後1.9%)
・日・米市場共に中期下げトレンド
・日本のねしれ政局(構造改革後退と日本の成長鈍化懸念から外人の買い控え)
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