<強気材料>
☆日・米経済指標好転
(New:16日,リーマン・ブラザーズの決算発表は赤字ながら想定範囲内で豊富な流動性などについて言及したことで大手金融株が総じて堅調)
(13日,5月のCPIに安心感)
(5日,週間の新規失業保険申請件数は減少、5月の既存店売上高は全体が市場予想を上回る結果)
(4日,5月の非製造業景況感指数が市場予想を上回った)
(29日,マスターカードが好業績見通しを発表し、カントリーワイドがバンカメによる買収の承認を決める株主総会の開催を発表した)
(29日,1-3月の米GDP改定値は前期比年率で0.9%増と市場予想に一致)
(27日,4月の新築住宅販売件数は6カ月ぶりに前月比で増加)
☆円安ぎみに推移(17日,108円台)
・金融保証会社が資本を調達し、格下げを回避する可能性
・外人投資家の需給面改善期待
(政府系ドバイ・ファンド、中国ファンドや個人投資家の日本市場への投資報道)
<中立材料>
・原油・金先物相場
・割安感後退(16日,日経平均PER17.0)
・17日の外国証券寄付前成行注文:20万株の売り越し
<弱気材料>
★日・米経済指標悪化
(11日,原油在庫の減少幅が予想を上回ったことなどを受け、原油が一時138ドル台に上昇)
(6日,雇用統計で失業率が5.5%と前月比で0.5ポイントの急上昇)
(27日,3月のケース・シラー住宅価格指数は前年同月比下落率が拡大)
(27日,5月の消費者信頼感指数は1992年10月以来の水準に低下)
★高値更新銘柄数<安値更新銘柄数(16日,個別銘柄"売り"有利)
★日経225採用企業今期増益率低下傾向(6/16日現在-2.3%)
★信用収縮拡大懸念関連報道
(4日,ムーディーズがモノラインのMBIAなどを、格下げ方向で見直すと発表)
(2日,英住宅ローン大手ブラッドフォード・アンド・ビングレーが増資向け株式発行価格の大幅引き下げを発表)
(金融機関のバランスシートが傷んでいるときはいくら金利を下げても信用収縮はとまらないと言うことは日本の過去が実証済みとの観測)
(欧米:サブプライムローン問題がクレジットカード、自動車ローンに波及、与信枠縮小傾向)
・金融保証会社が格下げされるリスク
(MBIA、アムバックの格付け見通しは引き続き格下げ方向での見直し対象となっている)
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